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2021 年度 研究成果報告書

気持ち悪さの認知多層科学

研究課題

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研究課題/領域番号 18K12015
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分90030:認知科学関連
研究機関九州大学

研究代表者

山田 祐樹  九州大学, 基幹教育院, 准教授 (60637700)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード嫌悪感 / 感情 / COVID-19 / 研究慣習 / 学術出版
研究成果の概要

本研究では気持ち悪さという感情について多方面・他側面から総合的に実験的検討を行った。結果として,不気味さ,不快感,嫌悪感等に関する多くの知見が得られ,また期間中に起こったコロナ禍との関連をあえて調べることによって,行動免疫システムといった嫌悪に関わる重要な従来理論の理解も深めることができた。また副次的に学術出版や研究慣習自体の大きな変革に立ち会うことにもなり,心理学の未来を見据えることができた。

自由記述の分野

認知心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって,我々は将来的な技術変革や社会的情勢変化によって生ずる可能性のある未知の心理現象について検討する重要性を実感した。例えばクローン減価効果に関する知見は,将来アンドロイドやクローン技術や急速に発展した際に起こりうる問題を事前に先取りして得られたものである。また心理学の研究方法についても急速な変化が生じており,その方法論的前進は正負両側面を内包している。本研究はこうした大きな変化の中で実行され,その研究実践自身が変化に晒されただけに,これからの社会・学術両方へ意義ある提案をできる素地を形成することにつながったと考える。

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公開日: 2023-01-30  

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