計測した多角的磁気共鳴(Magnetic Resonance, MR)画像や組織染色情報より腫瘍内状態の経時変化を捉えるための特徴量並びに数理モデルを検討するとともに,計算機シミュレーション技術と融合し,腫瘍形状並びに腫瘍内状態変化の予測技術の開発を目的として,多角的MR画像における腫瘍領域抽出法の検討,ならびに経時的な腫瘍状態の変化を捉えるための特徴量について検討した,さらにMR画像と計算機シミュレーション技術を組合わせた経時的変化予測に関する検討を行った.得られた成果より腫瘍の状態を捉えるための特徴量の評価ならびに状態変化を予測するための一つの方法を示すことができた.
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