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2020 年度 実施状況報告書

日本語学習者の補助動詞及び助詞の誤りに対する口頭訂正フィードバックの効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 18K12421
研究機関目白大学

研究代表者

高橋 早千江 (菅生早千江)  目白大学, 外国語学部, 准教授 (30777876)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード口頭訂正フィードバック / リキャスト / 第二言語習得
研究実績の概要

当該年度の研究計画は、2019年度に新型コロナ感染症(COVID-19)拡大期にあって中止された、ポーランドでの日本語主専攻の学生を対象とした調査を実施するというものであった。しかし、COVID-19は収束することなく、海外調査の実施は当該年度も見送られることとなった。
当初、本科研費研究では2019年度に実施した調査に基づき、2020年度はデータの分析を行い、研究成果の学会発表を予定していた。しかし残念ながら、2年間、実施が凍結状態となっている。
主たる調査を進めることはできなかったが、本研究の準備のために実施した教材分析(2018年10月にポスター発表)をもとに、関連研究の補足レビューを加え、2021年3月に学内紀要において論文を発表した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

COVID-19収束の遅れに伴う渡航の制限により、調査計画が2年間凍結されている状態にある。
2019年度の主たる計画であった2020年3月のポーランドでの調査が、日本からの渡航の禁止のため実施できずに持ち越しとなった。2020年4月~2021年3月までの間も状況は変わらず、2020年3月実施予定の調査がまだ実施できない状態である。調査の性質上、オンラインでのインタビュー等に切り替えることもできないため、やむを得ず調査計画を凍結している。

今後の研究の推進方策

2021年8月に1年遅れてオンライン実施されるEAJS国際大会において、2019年3月の調査結果のポスター発表を行う。その場での議論も踏まえて、研究論文として投稿する。
当該分野の2014年までの研究動向は、博士論文執筆に際しレビューした。その後、2021年までの研究動向を把握し展望論文にまとめるべく執筆を進める。
2年間延期している現地調査についても見直しを加え、渡航が可能になった際には速やかに調査を実施できるよう準備を整えておく。

次年度使用額が生じた理由

COVID-19により、渡航を伴う調査を2年続けて凍結していること、海外での学会参加が中止となったことで、次年度使用が生じた。COVID-19が収束し海外での調査が可能になったら、速やかに現地での調査を実施する予定である。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] 初級日本語教科書における「謙譲語の2分類」「尊敬語の使い分け」の扱われ方---「敬語の指針」(文化庁2007年)をどのように反映させているのか---2021

    • 著者名/発表者名
      菅生早千江
    • 雑誌名

      目白大学人文学研究

      巻: 17 ページ: 75~94

    • 査読あり / オープンアクセス

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公開日: 2021-12-27  

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