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2023 年度 実績報告書

海外日本語補習授業校におけるリテラシー能力強化をめざす新たな日本語教育プログラム

研究課題

研究課題/領域番号 18K12423
研究機関國學院大學

研究代表者

加納 なおみ  國學院大學, 教育開発推進機構, 教授 (20726880)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード補習授業校 / 継承日本語教育 / 多言語話者 / 先進的カリキュラム
研究実績の概要

2021年度、2022年度に発表した合計10カ国(韓国、香港、フランス、ドイツ、デンマーク、スイス、アメリカ、カナダ、ボリビア、パラグアイ)のカリキュラムを一般公開するためのホームページを完成させ、2024年3月30日より一般公開を開始した。https://sites.google.com/view/jhl-curriculum-project
本科研は、申請時にはアメリカ・ニューヨークの日本語補習授業校を協力校とし、海外の補習授業校などを対象とした新たな日本語教育プログラムを開発、検証を経た後、Webサイトによる公開を通じて一般公開を行い、国内外の研究者並びに世界各地の補習校・海外日本人学校関係者に成果を提供することを目指していた。しかし、実施初年度(2018年)の協力校の組織変更により協力関係の見直しが生じ、研究計画が白紙に戻った。その後アメリカ東部の別の補習授業校の協力を得て、2019年に新たに調査研究を再開した矢先、新型コロナ感染症が世界的に広がり、現地調査が全くできない状況となった。再開の目処が立たなかったため、2020年秋からオンラインで調査研究を進めるよう、全面的に計画を見直した。その際「母語・継承語・バイリンガル教育(M H B)学会」の海外継承日本語部会を新たな研究協力者とし、先進的な独自カリキュラムを採用している世界各地の学校・教育組織の協力を得て、2021年、2022年の夏に開催した国際研究集会で発表した。その成果をまとめたものが2023年度より一般公開を開始したWebサイトである。コロナ禍で計画をゼロから立て直す必要に迫られ、研究期間の延長も続いたが、オンラインの活用によって対象地域や協力校を大幅に広げることができ、当初の計画内容を上回る成果を上げることができたと考えている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 継承日本語カリキュラム・プロジェクト2024

    • 著者名/発表者名
      加納なおみ
    • 雑誌名

      母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究 20周年記念特別号

      巻: 20 ページ: 118, 119

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 継承日本語カリキュラムプロジェクト2024

    • 著者名/発表者名
      加納なおみ
    • 学会等名
      母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)学会 海外継承日本語部会年次会

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公開日: 2024-12-25  

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