本研究は、外国人ビジネス関係者および日系企業への就職を目指す留学生等を対象とした、日本語教育プログラムおよび教材開発を目指した基礎的研究である。 令和元年度は、研究から得られた成果を学会で発表した。令和2年度は、分析を学術論文にまとめた。令和3年度は、研究成果を基に日本語会話教材の開発を進めた。就業中の円滑なコミュニケーションを意識化するために、それぞれの職場の文脈を踏まえた質問-応答のやりとりを可視化する手法および教材を考案した。そして、一般の企業関係者、教育関係者、市民を対象としたワークショップにおいて、研究成果報告兼開発した教材のモニター調査を行い、その有用性を確認した。
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