研究課題
若手研究
センター試験リスニング問題の音声と非母語話者による再現音声を用い、非母語話者英語の明瞭性を調べた。その結果、20%減速した場合も、30分間吹き込み者の話す英語に触れた場合も、明瞭性に影響しないことが分かった。調査に用いた音声は、オンライン教材『堂々と英語を話すための「本当の英語」リスニング Listening Practice in Real English』として、https://real-english.health.gunma-u.ac.jp/で公開した。
応用言語学
日本人英語学習者に多様な英語を聞かせるにあたっては、学習者の耳をどうやって段階的に慣らすか、またいかに学習者が非母語話者や英語なまりに対して偏見を持たないようにするかという2つ課題がある。そこで本研究では、英語の聞き取りやすさ(明瞭性)と学習者の英語なまりに対する態度について研究を進めながら、教材開発を目指した。研究成果は、誰もが利用できる聞き取り教材としてホームページで公開した。