• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

Designing and experimenting environment-adaptive pedagogical material for tenses in French as a Foreign Language.

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K12452
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関岡山大学

研究代表者

RENOUD LOIC  岡山大学, 社会文化科学学域, 特任准教授 (50807964)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードFFL / Tenses / CBA / Multimodality / Enaction
研究成果の概要

研究成果は3種類ある。まず言語の時間性の分析と継続的実験の結果、非ネイティブスピーカーがフランス語での行動表現のシステムに滑らかに「入り込む」ことを可能にする直感的で非常に視覚的な教材が作成された。次にアプローチ(どのような学習活動で、どのように教材を使用するべきか )も広範囲に文書化されている。とりわけ学習活動の過程で現れ得る予想外の事例についてもいかにこの教材が対応可能かを示している。最終的に 、本プロジェクトは、言語活動が実現されるまさにその瞬間に、教材の表す概念をリアルタイムで内面化するプロセスについて、いままでにない角度から新しい光を当てるという成果を挙げた。

自由記述の分野

外国語教育

研究成果の学術的意義や社会的意義

このプロジェクトの理論的枠組は、外国語教育に関するある考え方に基いてる。本教材は、学習活動の場に参加した学習者の観点 に細かく対応しようとしており、この点では、本アプローチは、「one size fits all」という傾向に反することになる。だが、他方、本研究で示した視点は、外国語の学習を多様であると同時に人間の普遍的な行為として検討する。行為から生じる表象としての世界を言語を通して経験することーここでは行為を表すことーは異なる言語話者にとっては異なったものとなる。しかし、まさにこれを意識すること自体により、我々は言語による相互作用が、人類にとって共通の行為であることを認識できるのである。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi