研究課題/領域番号 |
18K12468
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
杉本 清香 早稲田大学, 人間科学学術院, 講師(任期付) (60757053)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | EMI / Student Support / Student Experience / CLIL |
研究実績の概要 |
本研究は、平成30年度から33年度にかけて申請者が自ら構築したEMI学習支援システムの導入が受講者にどのような影響を与えるかについて調査を行うのが主な目的で、平成30年度においては、翌年以降のシステム導入に向けて、機材の準備と予備実験の実施を行うことが予定されていました。平成30年8月の段階で機材(パソコン、プロジェクター、スクリーン、音声認識ソフトウェア等)の準備は完了しています。しかしながら、9月以降は申請者の健康上の問題により(詳細は「現在までの進捗状況」をご参照下さい)研究を中断せざるを得ず、予備実験までは行なわれていない状況です。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
平成30年5月から31年12月にかけて申請者が妊娠・出産をしたことが主な理由です。9月から12月にかけて特に健康状態が不安定であり研究を継続することが困難となり、停止をするのがやむを得ない状況でした。平成31年度4月現在で申請者は職場に本格復帰し、研究を再開しています。
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今後の研究の推進方策 |
来年度・再来年度のシステム導入に向け、直ちに機材の準備状況の再確認を行い予備実験を行うのが本年度の予定です。カリキュラムの都合上、システムの導入を予定通り本年度に行うことは困難であるため、本年度は予備実験において研究環境を整え、システムの導入を確実かつ円滑に行うことができるよう準備するにとどめたいと思います。具体的には、①適切な音声認識ソフトの選定、②音声認識ソフトウェアの使用方法の確認、③音声データの文章化プロセスの確認、④動画作成のための環境づくり、⑤ラーニング・マネジメントソフトウェアにおける動画・字幕共有方法の確認、を行いたいと思います。 また、実験後のデータ分析を円滑に開始させるため、分析に必要な環境(ハード・ソフトウェア)の準備もあらかじめ進めておきたいと思います。
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次年度使用額が生じた理由 |
平成30年度5月~12月にかけて申請者が妊娠・出産し、研究計画に遅れが生じたため。
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