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2022 年度 研究成果報告書

日本人フランス語学習者の社会言語学的能力の発達過程に関する通時的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K12473
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分02100:外国語教育関連
研究機関青山学院大学 (2021-2022)
名古屋外国語大学 (2018-2020)

研究代表者

近藤 野里  青山学院大学, 文学部, 准教授 (70759810)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード教科書 / 発音規範 / 社会言語学的能力 / 縦断的研究 / 話し言葉コーパス
研究成果の概要

本研究では縦断的な観察を可能とするフランス語話し言葉コーパスを構築し、日本語を母語とするフランス語学習者の社会言語学的能力の発達過程について調査・分析を行った。フランス語学習者の発話において産出される変異形の頻度を量的に分析し、これを縦断的に比較することで、学習者の社会言語学的能力がどのように変化していくのかを明らかにした。また、本研究では教科書コーパスを構築することで目標言語の習得のスタートラインとして用意された規範を同定し、学習者が触れる発音規範の姿を明らかにした。

自由記述の分野

第二言語習得

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究によって日本語を母語とするフランス語学習者の社会言語学的能力の発達がどのように進むのか、その過程を示唆することができた。本研究の学術的意義は、学習者の言語習得に対する規範の影響が強いこと、規範から逸脱した言語使用の習得が容易ではないことを明らかにしたことである。また、本研究では近年出版されたフランス語教科書のコーパスの構築・分析を行うことで、話し言葉の特徴を教科書に反映する方法を模索した。本研究の社会的意義は、社会言語学的能力の習得を促す教材作成に必要な知見を提供することであろう。

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公開日: 2024-01-30  

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