研究課題/領域番号 |
18K12529
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
鶴田 綾 中京大学, 国際学部, 准教授 (00732851)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2025-03-31
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キーワード | ルワンダ / 難民 / 1960年代 / 国際政治 |
研究実績の概要 |
2021年度4月から7月は、2020年度に引き続き、以下の研究活動を行った。 (1)ルワンダ・国際政治・難民・アフリカに関する書籍を購入し、引き続き先行研究の整理から本研究の独自性を明らかにしようとした。 (2)予備調査で収集していた国際連合難民高等弁務官事務所(UNHCR)の史料の分析を続けた。 これらに基づいて、2021年5月に日本アフリカ学会学術大会で研究経過を報告する予定であった。しかし、妊娠のつわりに伴う体調不良と同僚入院による授業担当者変更で十分に研究時間を確保することができなかったため、直前に報告をキャンセルせざるを得なかった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2021年度4月から7月は、上記の通り、妊娠のつわりに伴う体調不良と授業負担増加のため、研究が十分にできなかった。その後、7月上旬より産前休暇に入り、出産・産後休暇を経て、2021年度末まで育児休業を取得したため。
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今後の研究の推進方策 |
申請時の研究計画では、イギリス、アメリカ、タンザニアなど複数の公文書館で史料収集を行う予定であった。しかし、2度の産前産後休暇・育児休業取得で研究が中断し、まだ新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的な蔓延のため研究計画の修正や今後の見通しが立てにくい状況が続いていた。現在、欧米ではCOVID-19感染防止のための規制などが緩和されているため、現地に渡航し史料収集を行うことが可能な状況に戻りつつある。そのため、史料収集を行う公文書館をしぼれば海外調査が可能ではないかと思われる。具体的には、イギリス(ロンドン)の公文書館を活用したい。さらに、COVID-9の蔓延後、国内外で行われる会議などにzoomなどで参加することが可能となってきた。したがって、研究 成果の発表などの際にもオンライン参加を活用したい。 このような修正点を踏まえ、以下のように研究実施計画を修正する。 2022年度:先行研究の整理・史料収集の準備・研究ノートの執筆 2023年度:イギリスの公文書館(ロンドン)で史料収集実施。 2024年度:研究成果の発表・論文執筆
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次年度使用額が生じた理由 |
2021年7月から年度末まで産前産後休暇及び育児休業を取得し、研究が中断したため。
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