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2020 年度 実施状況報告書

マヤ地域の博物館における文化遺産保全と地域発展に向けた文化資源マネジメントの研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K12572
研究機関独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所

研究代表者

五木田 まきは  独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化遺産国際協力センター, アソシエイトフェロー (40806197)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード文化資源 / 博物館 / 地域発展 / 住民参加 / パブリック考古学 / マヤ / コパンルイナス / コパン遺跡
研究実績の概要

研究第3年次である本年度は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、予定していた2週間程度の現地調査が実施できなかったため、前年度に引き続き、これまでに収集した資料・データの整理と分析、文献調査を行った。特にホンジュラス共和国における文化遺産保護に関する制度、および関連法規成立の歴史、主たる調査地であるコパン・デジタル博物館の設立背景等について、調査と整理を行った。
また、2020(令和2)年12月5日にオンラインで開催された古代アメリカ学会第25回研究大会において研究発表を行った。さらに、国内の研究会、国際学会での研究発表と情報収集を行った。なお、国外での学会・シンポジウム等への参加は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響によりすべて中止となった。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、研究開始当時に予定していた3年次の現地調査、および国外での学会・シンポジウム等がすべて中止となった。特に現地調査が行えなかったことにより、現地での実践研究データの不足、また新規資料を得られていないことから、予定より遅れていると判断せざるを得ない。

今後の研究の推進方策

昨年に引き続き、既得データの分析、および文献調査を中心に行う。現地の状況を確認しつつ、現地協力者の対応可能な範囲でオンラインでの聞き取りなどデータ収集を検討する。研究最終年度であるが、繰越や継続申請も視野に引き続き本研究課題に次年度以降も取り組んでいく。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大による海外渡航の大幅な制限、国内の研究会などのイベントの中止により、予定していた現地調査および研究会参加のための出張等が実施できなかったことにより、航空券、滞在費、現地協力者謝金、現地での消耗品等、予定していた旅費および調査関連費の支出がなく残金が生じた。情報端末等を導入するなどオンライン調査の実施を検討しつつ、現地および国内の状況を見ながら可能な範囲で調査を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] ホンジュラス共和国コパン・ルイナス市における文化遺産の利用実態と課題2020

    • 著者名/発表者名
      五木田まきは
    • 学会等名
      古代アメリカ学会第25回研究大会

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公開日: 2021-12-27  

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