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2019 年度 実施状況報告書

環境リスクの法的制御と比例性-ドイツ遺伝子技術法を題材として

研究課題

研究課題/領域番号 18K12696
研究機関法政大学

研究代表者

横内 恵  法政大学, 人間環境学部, 准教授 (40632708)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード環境リスク / リスク / 科学的不確実性 / 比例性 / 比例原則 / ドイツ / 遺伝子技術法 / 予防原則
研究実績の概要

本研究期間以前に既に着手していた、遺伝子技術法の閉鎖系システムの規律手続及び、そこにおける専門家委員会の関与に関する調査を引き続き行い、同時に、開放系システムのうち、放出に係る規律手続の調査を続行させた。(本研究は、開放系システムについては、放出のみを対象としている。流通に関する規律の大部分はEU規則によるものであるためである。)放出(屋外での遺伝子組換え体の栽培実験など)の段階においては、閉鎖系システムと比べて、一般市民や生態系が遺伝子組換え体のリスクに暴露される度合いが高くなるため、放出の許可/不許可を決定する手続には、閉鎖系(施設内での遺伝子技術作業)の許可等の決定手続よりも、多数の行政機関が関与し(ロベルト・コッホ研究所、連邦リスク評価機関、連邦自然保護省など)、また、当然ながら専門家の関与も求められる。さらには、閉鎖系システムの場合とは異なり、公衆関与も求められる。2019年度は、このような手続による決定のあり方を、前年度よりもさらに詳細に調査した。また、そうした手続による決定が裁判の場面で比例原則による実体的判断といかに親和性を有しうるのかという点についても、検討を開始したところである。2019年度は、これらにつき、国内での文献調査のみならず、ドイツにおいても、同様のテーマや関連テーマを研究する教授らとの意見交換や、現地での資料収集を実施した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

学内外の業務負担や健康上の理由から、本研究の申請時に想定していたほどには研究時間を確保できなかったため。

今後の研究の推進方策

遺伝子技術法の開放系規律手続の調査をとりまとめる。それとともに、当初の計画通り、閉鎖系・放出に係る行政庁の処分が争われた諸判例を分析を続行する。

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公開日: 2022-12-28  

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