研究課題
若手研究
このプロジェクトは、企業の賃金率を分解するためのモデルを構築し、企業の賃金率を留保賃金と賃金レントを分解して、それぞれの効果を検証している。このモデルを用いて、企業レベルのデータを利用して、企業賃金率をこの二るの要素を分解した。さらに、グローバル化がどのように賃金格差と分解した要素を与えるのを分析した。
国際経済学
本研究のアプローチは、国際貿易研究領域の最先端の動向を応用ミクロ計量経済学の手法に導入することで、グローバル化が賃金格差に与える影響とそのメカニズムを検証し、その経済効果の分析を試み、独創的なものである。また、賃金格差と企業のグローバル化に関する研究を推し進めることになり、学術的意義を持っている。