Multifaceted favoritism from longitudinal view

2021 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 18K12784
• 研究種目: 若手研究
• 配分区分: 基金
• 審査区分: 小区分07040:経済政策関連
• 研究機関: 公益財団法人アジア成長研究所
• 研究代表者: VU MANHTIEN 公益財団法人アジア成長研究所, 研究部, 客員研究員 (80734045)
• 研究期間 (年度): 2018-04-01 – 2022-03-31
• キーワード: Inequality / Favoritism / Household / Firm / Discrimination / Wage gap / Industrial zone / Heat

研究成果の概要

本プロジェクトでは、不平等を様々な側面から考察している。ア・賃金格差：女性が十分な教育を受け、特定の職業・産業に従事することで、差別による男女の賃金格差は解消される。政府が公正な競争を促進すれば、私的・公的な賃金格差は縮小される。イ・地理的えこひいきと企業：特に農村部や建設業において、民間企業が政治家の出身地えこひいきに応えていることが分かる。さらに、工業地帯の設置は、その地域の民間企業の数を増やすのに役立つ。工業地帯の開発には、民間の協力が不可欠である。ウ・その他：暑さは、国で最も暑い地域であっても、テストの成績を低下させる。教育関係者は暑さの影響と生徒の予防策に気を配る必要がある。

自由記述の分野

Economics and Economic Policies

研究成果の学術的意義や社会的意義

First, wage discrimination might be dismissed by the market mechanism. Second, the private sector is sensitive to economic incentives. Third, the development of the private sector is crucial for economic development. Fourth, heat waves/climate changes might lead to regional inequality.