初等教育就学率は上昇し、世界平均は80%まで伸びたが、中等教育進学率は20%と低迷しており、初等教育を終えた世代への投資が必要とされている。初等教育を終えた後、行き場が見つからず、就学もせず生産的な活動には参加せずにいるアイドル若者(ニート)の存在も多くの国で確認される。また、若者の高い失業率の傾向が世界的に見られるが、若者の潜在能力を見出し成長させる政策が必要である。一方で、途上国の研究はあまり多くないため、本研究では特定の1ヶ国に焦点を当てるのではなく、22ヶ国のデータを分析することで、途上国の中での類似性や傾向を分析することが出来た。
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