研究課題/領域番号 |
18K12826
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
久野 愛 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 准教授 (00812687)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 国内資料収集 / 研究動向の理解・整理 / 論文投稿 |
研究実績の概要 |
令和3年度は、昨年度と同様コロナ禍で海外調査に行くことができず、当初の予定通りに研究を進めることができなかった。ただ、国内では文書館や図書館での調査・史料収集を少しずつ再開することができるようになり、研究の一部ではあるものの進展させることができた。具体的には勤務校である東京大学の図書館や資料センターにて明治・大正時代の新聞記事や雑誌記事を収集したほか、国会図書館やそのほかの文書館を訪ね日本における消費社会の進展やそれに関する歴史史料を収集することができた。また、昨年度から引き続き国内外の研究者による研究書に基づき、研究動向の整理を進めた。さらに、これまで収集した資料や二次文献を使用しつつ、論文の執筆を終え、来年度編著として出版予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍で海外渡航が難しかったこと、また公開されている文書館が多くないことから、海外での資料収集を行うことができなかった。一方で、国内での資料収集は多少ながら進めることができた。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、海外での資料収集を進める予定である。具体的には米国デラウエア州のハグリーライブラリーや米国の議会図書館のほか、イギリスなどヨーロッパの文書館を訪れる予定である。また令和4年6月にはヨーロッパビジネスヒストリーアソシエーションの年次大会で発表を予定しており、本研究課題の一部について成果を発表する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍で調査のために海外に行くことができなかったため当初予定した予算を使用することができなかった。
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