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2022 年度 研究成果報告書

管理職のワーク・ライフ・バランスを規定する要因についての研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K12871
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07080:経営学関連
研究機関九州大学 (2019-2022)
流通科学大学 (2018)

研究代表者

岸野 早希  九州大学, 経済学研究院, 講師 (00802406)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードワーク・ライフ・バランス / 管理職 / 働き方改革
研究成果の概要

本研究の目的は管理職層のワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現を規定する要因を明らかにすることである。企業におけるWLBの実現において管理職が重要な役割を担うことが指摘されているが、これまでのWLB研究ではその役割を担う管理職自身のWLBに着目した研究はこれまでほとんどなされていなかった。 そこで文献やインタビュー、アンケートを通じた調査から、管理職のWLBを規定する要因を検討した。その結果、「仕事生活に関わる要因」「仕事以外の生活に関わる要因」「両立のための対処行動」という3つのカテゴリーについて計23個の潜在的な要因を明らかにした。

自由記述の分野

人的資源管理

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では管理職層のワーク・ライフ・バランス(WLB)の実現を規定する要因を文献、インタビューおよびアンケート調査を通じて明らかにした。本研究の学術的意義は、企業組織において従業員のWLBの実現を考える際には、管理職層と非管理職層ではWLBの実現に影響する要因が異なることを踏まえて議論を行わなければならないことを示した点である。また、社会的意義ついては、文献調査より管理職のWLBの実現も考慮することの重要性を示した点である。部下と上司の仕事と生活の関係に対する知覚は互いの仕事生活領域の知覚に影響を与えあう関係性にあるため、部下のWLBを実現するには上司のWLBも実現することが重要である。

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公開日: 2024-01-30  

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