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2019 年度 実施状況報告書

商店街における「街商人」の役割に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K12885
研究機関香川大学

研究代表者

渡邉 孝一郎  香川大学, 経済学部, 准教授 (60616671)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード街商人 / まちづくり / ライフヒストリー
研究実績の概要

本年度では、ライフヒストリー研究や質的研究の課題について整理を行うとともに、街商人だけではなく、小規模小売業が持つ特性について注目をし研究を行った。そこでは、経営者意識からまちづくりに関する意識まで幅広く特性について整理した。その中では、まちづくり活動への参加意識が経営者家族から影響を受けて発生するものと外部の影響を受けて醸成されるなどいくつかのパターンがある可能性を示唆した。インタビュー調査も行ったが、街商人以外の側面としての活動や意識についてより重点を置く形となった。
その結果として学会報告【渡邉孝一郎・松田温郎(2019)「地域商業者の経営意識に基く品揃え物の構想について」日本商業学会九州部会4月例会、福岡大学、4月27日】及び【“Retail skill” as a competitive advantage for small-sized retailers, Cho Myungrae, Watanabe Koichiro,3th International Conference on China-Japan-Korea FTA law Form(ICFF 2019) , in China, 2019年12月】を行った。また Proceedingではあるが【“Retail skill” as a competitive advantage for small-sized retailers, Cho Myungrae, Watanabe Koichiro ,3th International Conference on China-Japan-Korea FTA law Form(ICFF 2019) , 2019年12月】が公表されている。特に国際学会での発表では、日本の特殊性に注目する研究者からいくつかの貴重なアドバイスをもらうことができた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

本来であれば、インタビュー調査を本格的に進行していく予定であったが、所属先が変更になるなど、環境変化が激しかったため若干遅れが生じている。しかし、今年度以降はある程度、環境も安定しているため、遅れを取り戻すべく様々な主体に対して調査を行っていく予定ではある。

今後の研究の推進方策

本研究の一番重要となるインタビュー調査を進めていかなければならないが、現在コロナ対策のため、調査がどこまで可能かは今後の動向を見極める必要がある。必要に応じでネットや電話などを使っての調査も考えられるが、随時工夫しながら進めていく予定である。

次年度使用額が生じた理由

一部、年度末のコロナ関連の影響で出張ができなかったため、次年度に繰り越す形となった。次年度に同じ用件(出張)で使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 地域商業者の経営意識に基づく品揃え物の構想について2019

    • 著者名/発表者名
      渡邉孝一郎, 松田温郎
    • 学会等名
      日本商業学会九州部会
  • [学会発表] “Retail skill” as a competitive advantage for small-sized retailers2019

    • 著者名/発表者名
      Cho Myungrae, Watanabe Koichiro
    • 学会等名
      ,3th International Conference on China-Japan-Korea FTA law Form(ICFF 2019)

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公開日: 2021-01-27  

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