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2022 年度 研究成果報告書

マテリアルフローコスト会計の普及施策に関する研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K12911
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07100:会計学関連
研究機関岡山大学

研究代表者

天王寺谷 達将  岡山大学, 社会文化科学学域, 准教授 (60709773)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワードマテリアルフローコスト会計 / 普及 / 継続的な導入 / 複数価値の創造
研究成果の概要

マテリアルフローコスト会計(MFCA)の普及施策についての研究を、継続的な導入の視点、複数価値創造の視点を取り入れることで行った。主たる研究成果として、査読論文5本が公表された。特に、複数価値創造の視点は、重要な成果をもたらした。MFCAは、環境価値と経済価値の両方の創造を促進する手法であるが、情報が貨幣額に集約されることで、環境価値と経済価値のバランスの良い創造は制限されてしまう。MFCAは、情報を経済価値に集約させることで普及したという側面があるが、複数価値創造の視点から課題も残っており、その課題克服のための考察も行った。

自由記述の分野

会計学

研究成果の学術的意義や社会的意義

MFCAは環境価値と経済価値の創造を促進する手法であることから、その普及施策を考察する本研究課題による成果は、社会的意義を有していると考えられる。さらに、本研究が視点として採用した、継続的な導入の視点と複数価値の創造の視点は、MFCAのサステナビリティへの貢献を高めるものであって、その社会的意義は大きいと考えられる。また、本研究課題の成果として公表された論文5本は、査読論文として公表されており、学術的な意義も認められている。さらに、天王寺谷・東田・篠原(2020)は、日本情報経営学会令和3年度論文奨励賞(涌田宏昭賞)を受賞している。

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公開日: 2024-01-30  

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