研究課題/領域番号 |
18K12915
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研究機関 | 熊本学園大学 |
研究代表者 |
角田 幸太郎 熊本学園大学, 専門職大学院会計専門職研究科, 教授 (50549813)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | マネジメント・コントロール・システム / インセンティブ・システム / プロフェッショナル組織 / プロサッカークラブ |
研究実績の概要 |
2020年度(3年目)は①フィールド調査研究と②学会報告および論文公表を予定していたが、コロナ禍により、予定通り実施できないこともあった。 ①フィールド調査研究:コロナ禍により実施できなかったため、リサーチサイトへの追加調査は2021年度へ延期することとした。 ②学会報告および論文公表:本研究の1~2年目の成果に関連し、まず、2020年9月6日にオンラインで開催された(当初は北海道大学・北海学園大学の共催で開催予定)日本会計研究学会第79回大会の統一論題人的資源会計セッションの登壇者の一人として、「英国プロサッカークラブにおける人的資源の財務と管理の事例分析」というタイトルで報告した。この報告を基に論文を執筆し、タイトルは同じ(「英国プロサッカークラブにおける人的資源の財務と管理の事例分析」)で2021年2月発行の『會計』第199巻第2号に掲載された。次に、2021年2月27日にオンラインで開催された中央大学企業研究所の研究会で「プロサッカークラブのマネジメント・コントロール・システム-オックスフォード・ユナイテッドFCの事例-」というタイトルで報告した。最後に、2020年9月30日に単著『プロサッカークラブのマネジメント・コントロール・システム-オックスフォード・ユナイテッドFCの事例-』を同文舘出版から上梓し、2021年3月に日本体育・スポーツ経営学会から令和2年度の学会奨励賞を受賞した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
コロナ禍により2020年度のフィールド調査研究は実施できず残念であったが、本研究の1~2年目の成果に関連し、学会報告および論文公表は行うことができた。
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今後の研究の推進方策 |
コロナ禍により2021年度も国外へのフィールド調査研究は実施できない恐れがあり、国内のフィールド調査研究や文献研究に切り替えることも検討している。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ禍により2020年度のフィールド調査研究は実施できなかったため。
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