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2023 年度 実施状況報告書

改正国籍法が国際婚外子にもたらした社会経済・情緒的影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K12961
研究機関和歌山工業高等専門学校

研究代表者

原 めぐみ  和歌山工業高等専門学校, 総合教育科, 准教授 (90782574)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2025-03-31
キーワード改正国籍法 / 国際婚外子 / Japanese-Filipino / 在日フィリピン人二世
研究実績の概要

本研究は、改正国籍法により新たに日本国籍を取得した国際婚外子への聞き取り調査から、日本国籍取得がかれらの人生にどのような影響を与えたかを考察し、個人誌における改正国籍法の意味を評価することを目的とする。これまで、コロナ禍の影響があり、海外調査には行くことができていないが、国内でのインタビュー調査を数多く行ってきた。2023年度は育休中のため研究を中断せざるを得なかったので、研究実績はない。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

2023年度は産前産後休業に伴い、研究活動を中断したことから、本研究に関する調査・研究は行うことができなかった。中断前に執筆した原稿が出版されたことで、研究実績を公表する機会には恵まれた。

今後の研究の推進方策

2024年度が最終年度であるため、これまでの調査のなかで培ったネットワークを生かし、参与観察やインタビュー調査に力を注ぐ。また、本研究の集大成として研究発表や論文執筆も積極的に行っていく。

次年度使用額が生じた理由

2022年度10月より産前産後休暇及び育児休業に入り、研究を中断していたため。
2024年度に研究を再開する。

備考

原めぐみ(2023)「ケアする居場所:外国につながる親と子をまとめて支える」『anjali』親鸞仏教センター,vol.43, pp.10-13.

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2024 2023

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Roles of support NGOs for migration between the Philippines and Japan: Focusing on the experiences of migrant women and Japanese-Filipino Children2024

    • 著者名/発表者名
      Chiho Ogaya, Sera Ono, Megumi Hara
    • 雑誌名

      Japanese Journal of Sociology

      巻: - ページ: -

    • DOI

      10.1111/ijjs.12159

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [雑誌論文] グローバル・ハイパガミー再考:フィリピン人結婚移民への調査から2023

    • 著者名/発表者名
      原めぐみ
    • 雑誌名

      社会学評論

      巻: vol.74 no.3 ページ: 378-396

URL: 

公開日: 2024-12-25  

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