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2023 年度 研究成果報告書

青年期に及ぶ地域コホートデータを活用した学校不適応への早期支援プログラムの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K12963
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分08020:社会福祉学関連
研究機関武蔵野大学 (2021-2023)
筑波大学 (2018-2019)

研究代表者

田中 笑子  武蔵野大学, 看護学部, 講師 (40727278)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードコホート研究 / 社会性 / 思春期 / 学校適応 / コミュニティ・エンパワメント / ソーシャル・キャピタル / ウェルビーイング / 生涯発達
研究成果の概要

本研究は、子どものウエルビーイングに影響する要因に着目し、地域との協働による早期支援プログラム開発と検証を行った。国内外の先行研究より、地域の中で子どもの居場所や社会活動の機会、親支援を行っている事例を整理し、プログラムの効果を検討した。また国内外のコホート研究を参照し、評価指標を検討した。地域特性を生かした支援プログラムの展開と評価を実施した。地域と連携したコミュニティ活動への参加は、社会とのかかわりを高め、健康に関連したQOLの向上につながることが示唆された。今後は詳細な要因分析を継続するとともに、コホート連携を進め、他プログラムとの比較や長期的効果の検証を行う。

自由記述の分野

子ども学 生涯発達看護学 子ども家庭福祉

研究成果の学術的意義や社会的意義

当事者の力を引き出すエンパワメントの視点からは、子どもと養育者の抱える困難に早期に気づき、さらに当事者の強みや活用可能な資源を見出すことで、育児環境や仲間関係、地域とのつながりを促進する仕組みづくりが有効である。
本研究は、生涯発達とコミュニティ・エンパワメントの視点から、思春期におよぶ学校不適応に及ぼす社会とのかかわりの影響を明らかにし、地域連携型の予防的支援モデルを示した点、コホートデータを用いて検証している点、国際研究セミナーおよび研究会議を開催し大学院生から子育て中の研究者、先導的立場の研究者までが多様な研究者が議論する機会を確保し、国際共同研究につなげており、学術的意義は高い。

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公開日: 2025-01-30  

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