研究課題/領域番号 |
18K12978
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研究機関 | 武蔵野大学 |
研究代表者 |
木下 大生 武蔵野大学, 人間科学部, 教授 (20559140)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 知的障害 / ダウン症 / 認知症 / 支援 / ケア |
研究実績の概要 |
2021年度はcovid-19の影響が継続していたため、対面での調査、また渡航も制限が多く、双方とも実施が困難であった。したがって、予定していたヒアリング調査、海外訪問調査を諦め、これまで行ってきた研究・調査結果のまとめや啓発活動に焦点化した。 具体的には、関連論文3本、関連学会報告3本、関連書籍3冊、また啓発活動として関連テーマの講演を7本行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2021年度はcovid-19の影響が継続していたため、対面での調査、また渡航も制限が多く、双方とも実施が困難であった。したがって、予定していたヒアリング調査、海外訪問調査を諦めざるを得なかったため。
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今後の研究の推進方策 |
2022年度は、計画していた国内のヒアリング調査、また海外の状況の視察・調査を行う予定である。具体的には、国内のヒアリング調査は、認知症症状が認められる知的障害で地域生活を行なっている本人、また家族に対して、認知症症状がなる中で地域生活を送るにおけるポイントと課題に焦点化する。 また、海外の状況の視察・調査は、スコットランドのスターリング大学講師で、知的障害で認知症症状がある人の支援研究を長年行っているKaren Watchman氏にイギリスの公的支援体制の状況と課題をヒアリングする。また、Watchman氏に現地のグループホーム等、支援者、当事者、家族を紹介していただき、イギリスの支援体制について聞き取りをする。
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次年度使用額が生じた理由 |
2021年度はcovid-19の影響が継続していたため、対面での調査、また渡航も制限が多く、双方とも実施が困難であった。したがって、予定していたヒアリング調査、海外訪問調査を諦めざるを得なかった。そこで、2022年度は国内ヒアリング、海外視察・ヒアリング調査を行いたいと考えている。具体的には、国内のヒアリングは、地域生活を送っている認知症症状がある知的障害当事者、またその家族に、認知症症状がある中で地域生活を継続するためのポイントおよび課題についてである。 また、海外視察・ヒアリングは、認知症症状がある知的障害者の支援の第一人者であるスターリング大学講師のKaren Watchman氏に、イギリスにおける認知症症状がる知的障害者への対策と課題についてヒアリングし、また現に支援が展開されているグループホーム等の事業者に対して、支援の現状と課題をヒアリングする。
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