• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 実施状況報告書

介護支援専門員に対するサポート体制のモデル構築に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K12985
研究機関長崎国際大学

研究代表者

Bae Hyoseung  長崎国際大学, 人間社会学部, 講師 (70804334)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード介護支援専門員 / Community of Practice
研究実績の概要

2020年度は、①Community of Practiceの海外の調査結果を原著論文として掲載した。また、②介護支援専門員に対するサポートの文献研究を行った。介護支援専門員の実践は、システムと資源に関連しながらも、演繹的な論証の知識体系では把握し切れない実践的特性を持っている。また、専門職に要求される実践は、流動的でため、Community of Practiceのような現場の変化に応じた知識・実践の共有ができ、かつ実践向上効果が高いサポート方法が新たなサポート資源として活用できることを明らかにした。このことを実現していくためには、現在の専門職間のネットワークや介護支援専門員同士のつながりなどといった介護支援専門員の専門職間の相互援助や対人的活動の場をCommunity of Practiceとして捉え、促進させていくことが非常に重要である。さらに、介護支援専門員のCommunity of Practiceの現状や形成方法などを実証的に研究していくことは次の研究課題である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

コロナ感染のリスクのため、インタビュー調査の実施が遅れている。また、当初、計画した海外学会への発表ができないため。

今後の研究の推進方策

2021年度は、介護支援専門員に対するインタビュー調査を実施と量的調査を行う予定であるが、対面・遠隔両方を視野に入れて進める。

次年度使用額が生じた理由

今年に予定したインタビュー調査の実施ができなかったため。2021年に使用する予定である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち国際共著 1件、 査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] A Study on the Proficiency of Social Welfare Institution Care Managers Through Participation in the Knowledge Community.2020

    • 著者名/発表者名
      HyoSeung Bae, JungHee Lee
    • 雑誌名

      Journal of Academy of Korean Social Welfare Administration

      巻: 22(3) ページ: 1-39

    • 査読あり / オープンアクセス / 国際共著
  • [学会発表] 介護支援専門員に対するサポート現状と課題に関する文献的研究-Community of Practiceの適応可能性に着目して-.2020

    • 著者名/発表者名
      裵孝承、野田健
    • 学会等名
      日本介護福祉学会

URL: 

公開日: 2021-12-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi