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2019 年度 実施状況報告書

学童期食物アレルギー児の食物摂取頻度調査票の開発と栄養指導活用効果の検証

研究課題

研究課題/領域番号 18K13031
研究機関愛知江南短期大学

研究代表者

古屋 かな恵  愛知江南短期大学, その他部局等, 講師 (10410838)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード食物アレルギー / 学童期 / 食事調査 / 食生活 / 栄養指導
研究実績の概要

本研究の目的は、学童期食物アレルギー児(FA児)の栄養摂取状況を簡易に推定するための食物摂取頻度調査票の開発と、学童期FA児の食生活上の特徴や問題点の抽出し、健全な食習慣構築のためのエビデンスを得ることである。今年度は、昨年度の予備調査から、FA児にとって除去頻度が高く、食生活への影響が高いと考えられる卵、乳、小麦のいずれかを除去、あるいは解除となっても摂取できていないFA児に絞って対象者を募った。対象者には、秤量式食事記録と簡易型自記式食事歴質問票(BDHQ15y)による食事調査と、食生活や除去食物の摂取状況に関するアンケート調査を実施した。アンケートについては、予備調査での回答結果や先行研究を参考に、学童期FA児の食生活を把握するために必要とされる項目を精査し、再構成を行った。調査の募集方法を見直し、対象年齢の児にアプローチしやすい時期に参加を募ったことで昨年度より対象者数を増やすことができたが、目標数に達していない。現在、回収したデータの解析を行っており、次年度も募集期間を延長して、対象者数の確保に努める予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

調査の募集方法を見直したことで、昨年度よりも研究協力者を増やすことができたものの、目標数の確保に困難を要している。そのため、調査結果の解析および食物摂取頻度調査票の作成が完了しておらず、次年度に繰り越すこととなった。

今後の研究の推進方策

次年度も調査の募集期間を延長して、対象者数の確保に努める。調査結果の解析を進め、食物摂取頻度調査票を作成、妥当性・再現性の検証を行う。また、除去食物と栄養摂取状況、食生活との関連性についても解析を進め、関連学会への発表を行う。

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公開日: 2021-01-27  

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