約9割の大学が初年次教育にアカデミック・ライティングプログラムを取り入れており、レポート・ライティングに関わるスキルを専門を学ぶ上での基礎的なスキルとして位置付けていることが窺える。一方で、学科を越えて指標となるレポートライティングのための評価手法・ツール・評価ツール開発ガイドは提示されていない。本研究は、学科を越えて約2,000名が受講するプログラムにおける評価ツール(ルーブリック)を開発する研究プログラムであり、本研究で得られた知見は、他の実践現場で評価ツールを開発するための基礎的な資料として今後活用されることが期待できる。
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