研究課題/領域番号 |
18K13214
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
徳永 亜希雄 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (10359119)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 合理的配慮 / 小・中学校 / ICF / センター的機能 / ポルトガル |
研究実績の概要 |
(1)関連した取組について,情報の収集と分析を行った. (2)特別支援教育での合理的配慮について,ICFの活用の観点から検討するため,日本特殊教育学会第58回大会において,「ICF(国際生活機能分類)と合理的配慮と特別支援教育8」と題した自主シンポジウムを企画・開催し,検討を行った. (3)これまでの関連研究成果の公表及び資料収集と目的として,上記のシンポジウムの他,後述する横浜国立大学教育学部紀要等の雑誌(メールマガジンを含む)への投稿4本,日本特別ニーズ教育学会及び日本リハビリテーション連携科学学会での研究発表3本を行った.このうち,1本は,2020年3月開催予定の学会での口頭発表を受理されていたが,5月に延期となったため,2020年度の実績として記載した. また,本研究で得られた知見を踏まえ,次のような講演等を通して成果公表を行った.①教育実践研究会(青森市市民活動活性化事業補助金対象事業)での講演「合理的配慮とICFと特別支援教育」,②日本障害者リハビリテーション協会第3回「リハ協カフェ」での報告「ポルトガルにおける特別支援教育の展開ー日本との比較においてー」,③神奈川県相模原中央支援学校での講演「ICF(国際生活機能分類)の視点から子どもの状況の理解し,実際の指導や支援について考えましょう.」④「保育者と特別支援教育関係者のための特別セミナー(主催:九州産業大学)での講演「ICF(国際生活機能分類)の視点から子どもの状況の理解し,実際の指導や支援について考えましょう.」
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
これまで取組から,理論的枠組みの整理が行うことができ,現時点での成果の公表を着実に積み重ねることができた.一方で,計画していた学校現場での実地調査及びケースを通した検討が,コロナウィルス対策のためにほとんど進められなかった.
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今後の研究の推進方策 |
これまでの蓄積を踏まえ,理論的枠組みの整理を進め,実際に合理的配慮の検討が行うためのツールの開発を進める.新型コロナウィルス感染状況等を踏まえ,可能な範囲で学校現場等での実地調査及びケースを通した検討や学会活動等を通した関連資料の収集を行い,学校現場に役立てやすいツールの検討を続ける.
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次年度使用額が生じた理由 |
計画していた国内の学校現場や外国での実地調査が,コロナウィルス対策のためにほとんど進められず,学会も全てオンラインとなったため,旅費の支出ができなかった.今後は,感染拡大防止に最大限の配慮をしながら,実地調査や学会参加のための旅費として使用するとともに,必要に応じて,本研究を推進するために必要な物品や統計ソフト等の購入に使用することも検討する.
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