研究課題
若手研究
学校や家庭における学習時のメディア・マルチタスキングについて、大学生や高校生の実態や個人差に関する要因、学習成果との関わりを検討した。学習者自身は、メディア・マルチタスキングの効果や影響について、ポジティブな効果とネガティブな効果の両面を認識していた。また、学習における注意に関する問題や自己効力感、学習成果などの変数との関連は、学習状況とメディアの利用内容によって異なることが示された。
教育工学
大学生や高校生を対象にした複数の調査を行い、学習時のメディア・マルチタスキングの実態や個人差に関する要因、学習成果との関わりを検討した。学習状況(授業中・授業外の勉強中)とメディアの利用内容(学習に関連するもの・しないもの)によって学習に対する態度や学習成果との関連は異なっており、これらを区別して測定することの意義が示された。