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2020 年度 実施状況報告書

障害のある子どもに対する保護者等の付き添いの実態と差別

研究課題

研究課題/領域番号 18K13296
研究機関三重大学

研究代表者

栗田 季佳  三重大学, 教育学部, 准教授 (90727942)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワード合理的配慮 / 差別 / 社会構築主義
研究実績の概要

本年度は教員へのアンケートおよび数人へのインタビューを通し,障害のある子どもへの保護者等の付き添いに対する教育実践者の認識を調査した。また,これまでに実施した保護者へのインタビューの結果をもとに,障害のある子どもへの付き添いが差別の問題として社会的に解決されない背景を,社会構築主義の枠組みを用いてまとめる作業を進めた。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

昨年度に不足していた当事者へのインタビューが実施できなかったことと,教員へのアンケートやインタビューもまだ十分に情報収集できていない状況である。

今後の研究の推進方策

インタビューの実施における参加者の体調・状況を考慮しながら,研究上必要な情報収集を可能とする策を講じる(新型コロナウイルス感染対策を含む)。

次年度使用額が生じた理由

本年度は新型コロナウイルス感染症拡大のため、当初の研究計画より変更が生じ、使用額にも影響が出た。本年度には対策を行った上でインタビュー調査等を再開したい。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 排除しないインクルーシブ教育に向けた教育心理学の課題―障害観と研究者の立場性に着目して―2020

    • 著者名/発表者名
      栗田季佳
    • 雑誌名

      教育心理学年報

      巻: 59 ページ: 92-106

    • DOI

      10.5926/arepj.59.92

    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 社会構成主義から考える「難聴」の構成と支援の可能性2020

    • 著者名/発表者名
      栗田季佳
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第58回大会自主シンポジウム「多様な難聴者・中途失聴者への支 援のあり方を考える」
  • [図書] 難聴者と中途失聴者の心理学―聞こえにくさを抱えて生きる―2020

    • 著者名/発表者名
      栗田季佳
    • 総ページ数
      204
    • 出版者
      かもがわ出版

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公開日: 2021-12-27  

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