本研究では、① グループインタビューにより、大学生の進路選択セルフ・エフィカシーにおける情報源の具体的な内容を抽出すること、② ①より整理された要因に基づき、進路選択セルフ・エフィカシーの情報源尺度を作成すること、および③ ②より作成された尺度を用い、進路選択セルフ・エフィカシーの向上を通した新たなキャリア形成プログラムを開発すること、の3つを主な目的とした。探索的因子分析の結果、先行研究において仮定されている4つの情報源を測定する尺度が開発された。さらに、情報源の測定に基づき、対象者の進路選択セルフ・エフィカシーを強化するWEBプログラムを開発・実施した。
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