• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

人工妊娠中絶前後の心理状態の把握とサポートの実践

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K13321
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分10030:臨床心理学関連
研究機関大阪大学 (2019-2022)
立命館大学 (2018)

研究代表者

管生 聖子  大阪大学, 大学院人間科学研究科, 准教授 (50637139)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード人工妊娠中絶 / 周産期喪失 / 出生前診断 / 心理的ケア / グリーフ / サポート / 臨床心理 / 流産・死産
研究成果の概要

人工妊娠中絶を経験する親への心理的ケアの実践を行うため、人工妊娠中絶を経験した母親の心理状態を捉える試みを行った。またどのようなサポートが可能かつ効果的であるかを検討した。
臨床心理の専門家が介入を行い(1)人工妊娠中絶を経験した親の体験様式の現れの構造をとらえる,(2)退院後1ヶ月時の心理評価と検討,(3)退院後6ヶ月時の心理評価と検討,以上3点を目的として研究を行った。日本ではこれまでなかった臨床心理学的視座から人工妊娠中絶について検討し社会還元に努めた。

自由記述の分野

臨床心理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

出生前診断の結果によって人工妊娠中絶をする際の心理ケア体制構築と実践のため,親に対して心理専門家が介入を行い(1)人工妊娠中絶を経験した親の体験様式の現れの構造をとらえる,(2)退院後1ヶ月時の心理評価と検討,(3)退院後6ヶ月時の心理評価と検討,以上3点を目的として研究を行った。日本ではこれまでなかった臨床心理学的視座から人工妊娠中絶について検討した書籍にまとめ広く社会に発信した。また、研究成果をもとに専門職向けの研修や講演も行い社会還元に努めた。
今後、人工妊娠中絶前後の心理的サポートを実践するための人材育成等が期待される。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi