糖尿病患者に対する問題解決療法プログラムの作成と効果検証

2019 年度 実施状況報告書

• 研究課題/領域番号: 18K13353
• 研究機関: 北海道医療大学
• 研究代表者: 関口 真有 北海道医療大学, 心理科学部, 助教 (30813753)
• 研究期間 (年度): 2018-04-01 – 2022-03-31
• キーワード: 糖尿病 / 問題解決スキル

研究実績の概要

本研究は、糖尿病患者の自己管理行動，HbA1c値の改善を目的とした問題解決療法プログラムを作成し効果検証を行うことを目的としている。糖尿病患者に特化した問題解決スキルを測定する尺度が開発されておらず、HbA1c値およびQOLに問題解決スキルが与える影響について明らかになっていない。研究実施にあたり、研究に協力して頂く医療機関や医療関係者との研究実施に向け準備を行った。

現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

研究協力機関との調整に時間を要している。

今後の研究の推進方策

HbA1c値やQOLに与える問題解決スキルの影響について協力してくださる医療機関で調査研究を実施予定である。しかし、コロナウィルスの影響により、医療機関での実施が難しい可能性もある。その際には、他の研究実施方法を検討する。

次年度使用額が生じた理由

研究協力してくださる医療機関を探すことに時間を要し、研究実施が遅れているため。研究協力機関で、HbA1c値やQOLに与える問題解決スキルの影響を明らかにし，糖尿病患者の自己管理行動，HbA1c値の改善を目的とした問題解決療法プログラムを作成に関する研究を進めていく。研究協力の謝礼、研究実施に必要な物品や質問紙購入、学会参加などに使用予定である。