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2019 年度 研究成果報告書

多重ゼータ値,多重アイゼンシュタイン級数に付随するリー代数の研究と次元予想の展望

研究課題

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研究課題/領域番号 18K13393
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分11010:代数学関連
研究機関愛知県立大学

研究代表者

田坂 浩二  愛知県立大学, 情報科学部, 講師 (30780762)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワード多重ゼータ値 / モジュラー形式
研究成果の概要

実数である多重ゼータ値と複素関数である楕円モジュラー形式について,両者の関係性を示唆するBroardhurst-Kreimer予想(1997)を中心的な課題とする研究を行なった。本研究の一つの成果として,2重ゼータ値とモジュラー形式の明示対応である「モジュラー関係式」に対する解析的な解釈を与えた結果がある。モジュラー関係式はGangl-Kaneko-Zagier (2006)らにより発見され,その意味を巡って様々な研究が発展している。

自由記述の分野

整数論

研究成果の学術的意義や社会的意義

近年,モジュラー関係式を一つの動機として,多重ゼータ値とモジュラー形式を共通の枠組みで捉える研究がヨーロッパを中心にいくつかおこっている。世界的な視点では,むしろ幾何的な方面からのアプローチが盛んであるが,本研究では内在する組合せ的な構造やモジュラー形式の解析理論などに新しい貢献ができたという点において,有意義である。

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公開日: 2021-02-19  

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