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2021 年度 実施状況報告書

p進幾何的手法を用いた捻れ3重積L関数とそのSelmer群の研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K13401
研究機関愛媛大学

研究代表者

石川 勲  愛媛大学, データサイエンスセンター, 准教授 (80804236)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード捻れ三重積p進L関数
研究実績の概要

本研究の主題である捻れ3重積p進L関数は保型表現のp進族に従って対応する3重積L関数の中心値を出力する関数である。この関数の解析的性質の解明が本研究課題に繋がってくるため、本年度は昨年度に引き続き個々の捻れ3重積L関数の中心値についての研究を行った。具体的には通常の3重積p進L関数について知られている中心値の平均の値についての結果を捻れ3重積の場合へ一般化することを試みた。また、通常の3重積L関数について研究されているquantum ergodicity conjectureについて捻れ3重積への拡張を考察した。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

現在別の大型研究プロジェクトに従事しており、こちらの申請研究に割けるエフォートが非常に少ない状況になっている。そのため、研究を進展させる時間が非常に減少してしまったことが本年度の研究の遅れの原因であると考えられる。

今後の研究の推進方策

別の研究のプロジェクトとの兼ね合いを考えると、現状の研究課題を期間内に完全解決するのは厳しいので、その課題解決に繋がる小さな問題を考察する必要がある。具体的には現在考察している捻れ3重積L関数の中心値についての性質の研究を進めていく。

次年度使用額が生じた理由

コロナウイルスの影響で出張等ができず、予定していた額より大幅に研究費の使用量が少なくなってしまった。今年度は海外出張も予定しているため、それらに用いる予定である。

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公開日: 2022-12-28  

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