• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2020 年度 研究成果報告書

遠方銀河団の質量関数による宇宙の加速膨張の性質とニュートリノ全質量の制限

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K13561
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
研究機関名古屋大学

研究代表者

宮武 広直  名古屋大学, 高等研究院(理), 特任助教 (20784937)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード観測的宇宙論 / 銀河団 / 多波長観測
研究成果の概要

本研究では、すばる望遠鏡Hyper Suprime-Camで得られた可視光領域の画像データとSpitzer宇宙望遠鏡で得られた赤外領域の画像データを組み合わせることで、約100億光年前の銀河の赤方偏移の測定精度を向上することができた。この銀河サンプルを用いた銀河団の検出とそれを用いた宇宙の加速膨張史の推定は、最終年度前年度応募の継続研究課題に引き継がれた。

自由記述の分野

観測的宇宙論

研究成果の学術的意義や社会的意義

宇宙の大規模構造を用いた宇宙の加速膨張史の測定のうち、現在から約80億光年前までの観測データを用いたものは数多く行われてきたが、それより遠方の宇宙ではほとんどなされていない。本研究成果は、遠方銀河の赤方偏移推定を改善することにより、遠方宇宙での銀河団の検出を可能にし、さらにその銀河団を用いて宇宙の加速膨張史の測定を可能にするものである。

URL: 

公開日: 2022-01-27  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi