研究課題/領域番号 |
18K13573
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分15020:素粒子、原子核、宇宙線および宇宙物理に関連する実験
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
Rosenbusch Marco 国立研究開発法人理化学研究所, 仁科加速器科学研究センター, 基礎科学特別研究員 (50790945)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | ion traps / small ion traps / mass spectrometry / multi-reflection devices / precision physics |
研究成果の概要 |
新しいアイデアに基づくミクロ多重極トラップの開発に着手し、ガスキャッチャーセルからのイオン引き出しに使用するトラップ装置を利用してその実現可能性を実験的に検証した。更に、既存のPaulトラップの極低温での駆動試験を様々なオンライン実験で実施した。最終目的であるミクロ多重極トラップと質量分析器との接続は未完結であるが、存装置を用いた試験により、達成できる見通しを既立てることができた。これまでのところ、プリント電極基板を使ったトラップが最も有望であると考えている。微小電極による微小領域内トラップによりイオンの空間的広がりを制限することで、質量分析器へ問題なく接続できることが期待される。
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自由記述の分野 |
Experimental Nuclear Physics
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Nuclear isomers separated by their mass offer unique opportunities to precisely study masses of superheavy elements on the search for the island of stability. This research project is focused on the realization of very high resolving powers of fast mass spectrometers to enable isomeric resolution.
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