私たちは、JSPS科研費の支援のもと、IV族材料を用いた高度なラマン分光技術とオンチップ光集積デバイスの研究を行い、多孔質カーボンナノワイヤーアレイとシリコンナノディスクアレイ基板を用いてラマン分光法とラマン光学活性の向上を実証した。一方、私たちは、光の偏光制御、電気光学変調、生化学的センシングなどのさまざまな用途に向けて、新規のグラフェン・オン・シリコン導波路デバイスを設計し、開発した。これまでの成果をもとに、Nature Communications、ACS Photonicsなどに11本のジャーナル論文を発表するとともに、学会では7件の招待講演と8件の口頭発表を行った。
|