研究課題
今年度得られた研究成果は以下の通りです。1.グラフェンとホイスラー合金の積層化に関する研究成果を取り纏めて、材料科学分野のトップ誌(Advanced Materials)で論文発表を行いました。また、今回の研究成果研に関するプレスリリースを行いました。2.ホイスラー合金/グラフェン/ホイスラー合金の面直電流磁気抵抗素子の試作を行いました。ホイスラー合金/グラフェン/ホイスラー合金磁気抵抗素子は磁気再生ヘッドの応用に、最適な素子電気抵抗であることを確認しました。
2: おおむね順調に進展している
ホイスラー合金/グラフェン/ホイスラー合金の面直電流磁気抵抗素子を試作した結果、素子が磁気再生ヘッドの応用に最適な素子抵抗を持つことを確認できたため。
次年度はホイスラー合金トップ電極のスピン偏極率の増大に工夫することによって、低い素子電気抵抗と高い磁気抵抗比の高性能の磁気抵抗素子の実現を目指します。
数千円の物品費精算の残額は次年度の物品費として使用します。
すべて 2020 2019 その他
すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 2件、 査読あり 2件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 4件、 招待講演 2件) 備考 (1件) 産業財産権 (1件)
Advanced Materials
巻: 32 ページ: 1905734
doi.org/10.1002/adma.202070043
Nanotechnology
巻: 31 ページ: 125705
doi.org/10.1088/1361-6528/ab5bcc
https://www.qst.go.jp/site/press/35844.html