• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

構造規定剤のアンサンブルテンプレーティングによるゼオライトの新規構造制御法の創出

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K14053
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分27030:触媒プロセスおよび資源化学プロセス関連
研究機関東京大学

研究代表者

伊與木 健太  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 講師 (50782174)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
キーワードゼオライト / 水熱合成 / 耐久性 / 分子間相互作用
研究成果の概要

結晶性の無機多孔質材料であるゼオライトは、触媒や吸着材、イオン交換材などとして広く用いられている重要な材料である。本研究では、シンプルな分子やイオンが協奏的に集合した状態を効果的に用いることによるゼオライト合成や高機能化処理法の開発 (新概念“アンサンブルテンプレーティング”と定義) とそのメカニズム解明により、単独分子にはない集合状態制御による高度なゼオライトの制御技術として展開可能であることを示した。具体的には、これまで合成コストが高い、有害な物質を必要とするなどに問題があったゼオライト合成法の改良や、後処理法により超高耐久ゼオライトの創出などを達成した。

自由記述の分野

化学工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

環境問題やエネルギー問題の解決に向けて、ゼオライトは有害物質や温室効果ガスの除去、これらの無害化、さらには有用物質への変換といったプロセスにおいて重要な役割を担っている。これまでに多くの研究がなされているが、一方で実用化への障害となる高コストや有害な原料などとった課題も多く残されていた。本研究の成果は、これに一石を投じ、シンプルな分子やイオンを適切に使いこなすことでこれまでにない合成法や高機能化手法が可能であることを示した。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi