研究課題/領域番号 |
18K14085
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分28030:ナノ材料科学関連
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
陳 君怡 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任助教 (90707473)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | anodization / nanotubes array / water splitting |
研究成果の概要 |
陽極酸化プロセスにより、Ti-Nb-Ta-Zr-O ナノチューブを Ti-29Nb-13Ta-4.6Zr 合金板表面に形成し、光電気化学システムによる水分解の新規な陽極としての可能性を見極める。Nb、Ta、Zr の自己ドープ効果により、バンドギャップの狭小化、可視光吸収率及び導電性を向上させ、フォトキャリアの電荷分離過程の効率と光電流の増大を引き出す。ナノチューブの細管壁厚は、支配的に水分解効率に影響を与えることがわかっており、陽極酸化の反応条件を変えることによってナノ構造の形態最適化を図る。そして、電気化学インピーダンス解析から、新規可視光応答型光触媒の電荷キャリア移動機構を解明する。
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自由記述の分野 |
電気化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
The present work examined the realistic hydrogen evolution by employing TNTZO as the photoanode in the photoelectrochemical(PEC) water splitting cell. This illustration reveals that the fully depleted TNTZO nanotubes can practically perform PEC water splitting to realize solar hydrogen production.
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