本手法では、2種類の超短パルス光に時間差をつけて超短パルスを抽出するため、相互相関信号が得られ、容易に強度および位相情報を測定することができる。ファイバー型デバイスであり、~数十mという短尺な一般的な複屈折ファイバーで構成される。また、超短パルス光で超短パルス光を制御するため、フェムト秒領域の光成分を抜き出すことが可能である。本研究で提案する技術は、他のファイバーデバイスとの結合性が非常に高く、高性能な超短パルスファイバーレーザー光源などのデバイス開発の発展に大きく貢献すると考えられる。また、超高速な全光型の光計測技術が求められる、光ファイバー通信や医療・生物分野にも有用である。
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