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2022 年度 研究成果報告書

10の13乗Ω抵抗付増幅器を用いたピコグラムレベルの極微量鉛高精度同位体分析

研究課題

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研究課題/領域番号 18K14259
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分34020:分析化学関連
研究機関学習院大学 (2019-2022)
国立研究開発法人海洋研究開発機構 (2018)

研究代表者

深海 雄介  学習院大学, 理学部, 助教 (10754418)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード鉛同位体 / 表面電離型質量分析計 / ダブルスパイク / トータルエバポレーション / 極微量分析 / TIMS
研究成果の概要

年代測定法に利用される鉛同位体比をピコグラムレベルの極微量で高精度分析するための測定手法の改良を行った。検出器に接続する増幅器に従来よりも高抵抗の増幅器を用いると信号ノイズ比が改善され、強度の低い信号に対して高精度が得られる一方、信号強度の時間変化に対する応答性の違いが問題となる。高抵抗増幅器を使用した場合の信号の時間応答性の違いによる同位体比測定値への影響を評価し、極微量鉛の高精度同位体分析法を確立した。

自由記述の分野

同位体地球化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

鉛同位体は年代測定を行うツールとして、宇宙地球化学のみならず考古学等の種々の分野の研究にも広く利用されている。隕石等の地球外試料や歴史的遺構等の希少性の高い試料等、限られた微量試料を用いて分析を行う必要がある試料は少なくない。本研究で確立した極微量鉛の高精度同位体分析手法は、分析に用いる試料量が限られた試料の分析へと適用することにより、これらの試料のより高精度な年代分析を可能にすることが期待できる。

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公開日: 2024-01-30  

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