研究課題/領域番号 |
18K14619
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分42040:実験動物学関連
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研究機関 | 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛 |
研究代表者 |
加藤 弘毅 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 動物実験施設, 助教 (30771026)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 高血圧症 / 食塩感受性高血圧 / Dahlラット / 頚動脈小体 / カテコールアミン / 免疫組織化学 |
研究成果の概要 |
本研究は、高血圧症発症に対する頚動脈小体由来ノルアドレナリンの役割を解明することを目的とした。本研究では高血圧症のモデルの一つであるDahl食塩感受性高血圧ラットに着目し、その頚動脈小体においてカテコールアミン合成酵素の免疫反応性が減弱していることを明らかとした。このことから、食塩感受性高血圧症では、頚動脈小体においてカテコールアミン合成が低下していることが示唆された。
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自由記述の分野 |
実験動物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高血圧症の代表的なモデルである高血圧自然発症ラットでは、頚動脈小体におけるカテコールアミン合成酵素の発現は増強していることが知られている。しかしながら、本研究で明らかとなったDahl食塩感受性高血圧ラットの頚動脈小体におけるカテコールアミン合成酵素の発現低下は、高血圧自然発症ラットの知見と対照的な結果である。このことは、食塩感受性高血圧症と本態性高血圧症では、頚動脈小体のカテコールアミン発現に差異があることを意味している。すなわち、高血圧の種類によって頚動脈小体由来カテコールアミンの役割が異なることが示唆される。
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