研究課題
これまでに6層の神経細胞の特定のサブタイプがマイクロカラム構造をとることを明らかにした。6層マイクロカラムの機能解析のために、遺伝子改変マウスを用いて6層細胞のサブセットからvolumetricイメージングを行なった。覚醒下のマウスの視覚野において計測された自発的な神経活動は、マイクロカラム内で有意な相関が観察された。視覚刺激に誘発された神経活動においては、マイクロカラム内の細胞は方位選択性が類似していることがわかった。これらの結果は6層マイクロカラムが機能単位として働くことを示唆する。