研究課題
若手研究
本研究では3次元電子顕微鏡を使用して脳のさまざまな領域の神経区画の構造、特にニューロンの樹状突起のユニークな構造と樹状突起棘の配置を明らかにした。 また、正常なマウスとパーキンソン病のマウスモデルで、生後1、3、6、22か月の樹状突起棘の形態の発達上の変化を調べ、脊椎密度は減少するが、野生型マウスでは年齢とともに平均頭体積が増加することを明らかにした。なお、パーキンソン病のマウスモデルでは、年齢に伴う脊椎の頭の体積の増加は見られなかった。
Neuroanatomy
本研究で、海馬、皮質、小脳では、樹状突起の直径とともに脊椎密度が増加することが明らかにした。 さらに、正常な野生型マウスの線条体で見られた平均脊椎頭部体積の年齢による増加はパーキンソン病のモデルマウスでは観察されなかった。