研究成果の概要 |
生体分子や機能性材料の化学修飾に有用な新規光反応開発に取り組んだ。 アミノシクロプロペノンとカルボン酸共存下光照射を行うことでカルボン酸にアミノシクロプロペノン由来の官能基が導入されたケトンを迅速に形成する反応の開発に成功した。本成果はJ. Org. Chem. 2018, 83, 13595にて論文発表を行った。また、穏和な条件でシクロプロペノンから高反応性のアルキンを生成するため、可視光応答性触媒を利用する新反応開発に成功した。本反応により従来適用できなかった不安定な基質共存下の反応が可能になった。本成果はOrg. Lett. 2019, 21, 4101にて論文発表を行った。
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