BMP/Smadシグナルを制御する天然薬物の探索を目的とし、ミャンマー産植物エキス700種類、琉球弧植物エキス1496種類についてレポーターアッセイによるスクリーニングを行った。その結果、ミャンマー植物では29種類、琉球弧植物では26種類にSmad活性が認められた。ミャンマー植物ではソリザヤノキの樹皮について成分探索を行い、5種のフラボノイドを単離した。琉球弧植物ではアカボシタツナミソウの全草について成分探索を行い、3種の新規化合物を含む14種のポリメトキシフラボノイドを単離した。これらの化合物について、Smad活性および骨芽細胞への影響を検討した。
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