システムベンダーとの産学連携の共同研究を通じ、26の医師主導型臨床試験、24の観察研究、14の介入研究、8つの無作為化比較試験、5つのレジストリ研究で、ePROが導入された。疾患領域別では、被験者の主観データが重要となる精神科領域での17研究を筆頭に、乳腺外科(5研究)、血液内科(3研究)、女性外科(2研究)、腫瘍内科、小児科、泌尿器科それぞれ1研究でePROデータを用いて研究が完遂もしくは実装・継続されている。本研究において、CSVやSoftware Development Lyfecycle関連の文書類を整備したことで、医師主導臨床研究でのePROの活用実績の増加につなげることができた。
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