マウス受容体の一部の配列ペプチドをウサギに免疫してポリクローナル抗体を作製した。この抗体は、培養細胞に過剰発現した受容体を免疫染色およびウェスタンブロッティングによって検出できたが、内在性の受容体を検出することはできなかった。 そこで、in situ hybridizationにより各臓器における受容体発現細胞を同定した。また、受容体を蛍光タンパク質で置き換えたノックインマウスを作製し、各組織における蛍光タンパク質を顕微鏡で観察することにより、さらに細胞特異的マーカータンパク質との共染色により、受容体の発現細胞を同定し、in situ hybtridizationの結果と比較した。
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