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2020 年度 研究成果報告書

大腸腫瘍における体細胞染色体コピー数変化の網羅的解析

研究課題

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研究課題/領域番号 18K15088
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関岩手医科大学

研究代表者

永塚 真  岩手医科大学, 医学部, 任期付助教 (90815937)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード大腸腫瘍 / 体細胞コピー数変化
研究成果の概要

大腸腫瘍におけるゲノム, エピゲノム変化を解析し, 体細胞コピー数変化 (somatic copynumber alteration, SCNA)との関連について検討した.大腸腺腫, 粘膜内癌, 固有筋層浸潤癌について腺管分離法により腫瘍腺管を採取しそのSCNA解析結果について階層的クラスター解析を行った.CNAの頻度から3つのsubgroupに分類された. subgroup1 (SB1)は多くのCNAに特徴付けられSB3では CNAは少なく, SB2は中間的であった. CNA異常領域ではSB1は2,3に比してSB2は3に比してgain, overallで有意に長かった.

自由記述の分野

腫瘍発生

研究成果の学術的意義や社会的意義

大腸腫瘍(腺腫、粘膜内癌、固有筋層浸潤癌)における体細胞コピー数変化 (somatic copy number alteration, SCNA)を解析し、その結果を階層的クラスター解析を行うことで恣意性なくSCNAの発現パターンを比較検討し、癌の浸潤の際には多くのSCNAの蓄積が重要な役割を担うことを明らかにした。

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公開日: 2022-01-27  

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